制度化されている中で究極の省CO2住宅がLCCM(Life Cycle Carbon Minus/ライフサイクルカーボンマイナス)になります。生活でのCO2排出量をゼロ以下にするZEHに対して、LCCMは建設及び将来の改修・解体も含めてCO2排出量をゼロ以下にする住宅を指します。
LCCM住宅とは |
LCCMは国交省がZEHを超える究極の省CO2住宅として制度化しました。
建設時の省CO2排出量を減らすために鉄骨やRC造よりも木造の方が有利であり、将来の改修・解体時のCO2排出量を減らすために長期優良住宅が有利になります。
2012年より一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)がLCCMの認定を開始し、これまで日本全国で216棟が認定を取得しています。
LCCM住宅の基準 |
LCCM住宅は一般社団法人日本サステナブル建築協会のLCCO2適合判定ツールでLCCO2(Life Cycle CO2/材料の生産から建築された住宅の廃棄までの総CO2排出量)が0以下になることが基準です。一般財団法人建築環境・省エネルギー機構(IBEC)のCASBEEによる証明でも認められます。
国交省管轄の補助金であるサステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)のLCCM部門に申請する際にはZEHの要件を満たすことも求められています。環境への貢献度の高さから2023年は戸建てのLCCMには最大140万円(掛かり増し費用の1/2)が補助金として支給されます。ZEHの基準に関しては「ZEH:高断熱で健康に」をご参照ください。
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